マネーリテラシー戦術
マネーリテラシー戦術の範囲でいうとここの部分になります。
すべてのマネーリテラシーをレベルアップする事により、金融資産がたまる事は間違いないでしょう。その他のマネーリテラシーを学びたい方は以下参照してみてください。
- 収入アップ
- 支出管理
- 資産投資
- 自己投資
- 最新情報はTwitterのマネコ社長(@maneko_syacho)
はじめに
皆様こんにちは、今回も金持ちになりたい人のための講座を記事にいたしました。前回分の内容などは以下をご参照ください。
- 第1回「固定費の見直し」
- 第2回「変動費の見直し」(本記事)
- 第3回「金持ちになるためのパートナー選び」
支出管理の基本として、第2回から変動費(流動費)をテーマにして考え方、節約可能な部分を解説してみたいと思います。
なぜ支出管理が大事なのか?
なぜ、支出管理が大事なのかと言うと一言で言うと以下になります。
金持ちになりたいから
支出管理の大事さがわかる例をみたい人 ↓ ↓ ↓
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宝くじに当たった男
宝くじが10億当たった人がいるとしましょう、この人は家を買い、車を買い、旅行にいき、贅沢三昧の限りを尽くして3年で全て使い切ってしまいました。
しかし、贅沢が忘れられずに消費者金融でお金を借りて更に贅沢をしてしまい、最終的には破産するまでになってしまいました。
どうでしょうか、現実味のある話しでしょうか、それとも妄想でしょうか。
実は高額宝くじに当たった人の7割が破産をしているとのデータがありますのであながち作り話でも無いのです。
ここから学べる事としては、お金の使い方を知らないと、お金持ちにはなれない(維持出来ない)と言う事です。
そこで必要になる知識が、お金のガード(支出管理)になります。
変動費(流動費)とは?
今回は支出管理の中でも、家計にかかる生活費は、固定費、変動費(流動非)の2つに分類されます。
支出の中で大きな割合を占めている変動費(流動費)の節約について、今回のテーマとして扱いたいと思います。
変動費(流動費)とは?
まずは、変動費(流動費)の言葉の定義からいきたいと思います、それには以下の画像を見ていただければよく分かると思うのでご紹介致します。
変動費の性質としては、不定期に発生する費用、自発的に使う費用の事を指します。
代表的な物と言うと、画像にある通り、食費、交際費、娯楽費、旅行費などが対象になります。
変動費見直しが必要な理由
好きな食べ物食べれなくなるのは嫌だな。
旅行が趣味なのに楽しく過ごせなさそうで嫌。
と、思われる方もいらっしゃるかもしれません。
なぜ、変動費の見直しが必要なのかかを解説したいと思います。
金持ちになりたいから
「金持ちになりたい」 大事なので何回でも言いたいキーワードですね 。
お金をためる基本はめちゃくちゃ大事なんです、人生100年時代と言われてしばらくたちます、この人生の20歳~100歳の約80年間常にお金の問題が付きまとう人生なんて嫌じゃないですか、そこでお金の知識を勉強するわけです。
以下にお金の方程式を載せますので、ぜひ覚えてください!
お金持ちになる方程式を見る
お金持ちになる方程式
すごく簡単です、皆さんが普段使っている算数(+、-、 ×)を使うだけで、この方程式は成り立っています。普段からこれを実践していれば自然とお金は貯まりますし、将来への金銭的な不安が解消され人生がハッピーに感じられます。・収入を増やす(+) 難易度:中
https://allabout.co.jp/gm/gc/474235/
・支出を下げる(ー) 難易度:低
・運用で稼ぐ(×) 難易度:高
意識的に節約をするのでマネーリテラシーが上がる
固定費は、何もしなくても日々かかり続けるお金。
変動費は、自分で使うと決めて発生するお金です。
固い決心をしてスーパーに買い物にいっても、ついつい予定外のポテチ・アイスなどを買ってしまいますよね。変動費の管理の難しさはこの意識的に節約を心掛けないといけない部分になります。
しかしこれから、金持ちになるための方程式(支出ダウン、 収入アップ、投資効率アップ)を行っていく上でマネーリテラシーを上げる(意識的に活動する重要性) が普段の行動から学べると思いますのでぜひ挑戦してみてください。
変動費見直しの効果
それでは次に変動費を節約するとどれだけの節約効果があるのかシミュレーションしてたしかめてみます。
見直しシミュレーション
例として、以下サイトのデータを使わせていただきます。
30代後半の男性平均 だと、税引き後の所得が 32.3万 くらいになるみたいなのでこれをモデルケースにしてみます。
主に節約を行う手段としては以下の3つに分別されます。
- 無駄な買い物はしない
- 安い物を買う
- ポイントを効率よくためる
シミュレーションの前提として、以下の前提条件を設定します。
- 30代後半をサラリーマンの折り返し地点として、20~65歳までの平均値として使う
- 無駄な買い物は 5% とする
- 安い物をは 5% OFF とする
- ポイントを貯める 5% 得をする
シミュレーション結果を見てみましょう。
- 無駄な買い物を無くし 6,100円 の節約
1年:約7万 10年:約73万 30年:約220万 - 安い物を買う 6,100円の節約
1年:約7万 10年:約73万 30年:約220万 - ポイントを活用して5% 得をし 6,100円 をGET
1年:約7万 10年:約73万 30年:約220万
上記3つを実施する事により、30年間で計660万もの金額が節約できたことになります。
年金2000万問題も解決?
最近年金2000万足りなくなる問題がありましたよね、これは豊かな老後を過ごすためには年金+貯蓄2000万が必要になるとのレポートが金融庁から出されたことにより話題になったニュースにります。
上記の節約金額を当てはめてみると、30年で660万の節約になりますが、全然足りないですよね。ここに固定費の削減(1620万)も合わせて実施すれば、2280万円の節約になり、これだけでも年金2000万問題もほぼほぼ解決した事になります。
さらに投資していれば・・・
約30年間もの節約したお金を銀行口座に眠らせておくのは勿体無いので、これを投資した場合にどうなるでしょうか、簡単にシミュレーションしてみました。
※年18万を30年間、積立投資(年利3%)をした場合
どうでしょうか、変動費の節約をするだけでここまで効果が現れるのがわかったでしょうか?
自分の人生で1000万もの大金を貯めれるなんて夢にも思わない人がいると思いますが、長い時間で考えれば実はそんなに難しくないのです。
実際にはここまで大きく効果が会わられないかもしれませんが試して見る価値はあると思います。
次の章からは、実際に変動費の節約の具体例を取り上げてみたいと思いますのでぜひ試してみてください。
変動費見直しの具体例
全体的な考え方として以下の4つが中心になります、特に「無理しないレベルで頑張る」は節約をする上で一番大事な要素なのでぜひ覚えておいてください。
変動費見直しをより身につけるには書籍を読む事もオススメしております。
食費
食費は、変動費の中でも大きな割合をしめますので、ここの節約が一番大事になってきます。
- 買い物前
- 冷蔵庫の中身を使い切る
- 買い物リストを作成する
- 買い物時に気を付ける
- コンビニでは買わない
- コンビニは定価で売っているので安くない
- 無駄な買い物はしない
- 廃棄している食べ物
- 安いものを買う
- 同じ物なら安いほうを選ぶ(例:国産 -> 外国産のニンニク)
- ポイントを効率よくためる
- お店にポイントを貰う
- カード・電子マネーでのポイントを貰う
- キャッシュレス還元の店で買う
- コンビニでは買わない
- 晩御飯
- 2人以上だと自炊の方や安い場合が多い
- 好物を作る
- 満足感があがるのでおかずを増やさなくてもいける
- おやつを自炊する
- 昼ごはん
- 飲み物は水筒でお茶を持っていく
- お弁当を手作りする
日用品代
日用品に関しては日々絶対に使うものなので、なかなか節約は難しいかなと思いますが以下ポイントとして挙げてみました。
- 共通の戦略
- 無駄な物は買わない
- お店のポイントを貰う
- カード・電子マネーでのポイントを貰う
- キャッシュレス還元の店で買う
- 期限が長い物
- ネットで買い物する(たいがいネットの方が安い)
- この時に(1か月分くらい)まとめ買いをする
- ネット通販の安いセール時期に買う
- ネットで買い物する(たいがいネットの方が安い)
- 期限が短い物
- ドラッグストアで買い物
ネット通販でで買い物をする場合、ポイントサイトを経由して楽天、Amazonで買い物するだけで 1% ポイントが還元されたりますのでぜひ活用してください。
交際費
交際費については人によっては結構な金額になってしまう人もいますよね。
例えば付き合いが多い会社とかだと、手取り18万で飲み代が月3万!なんて事もありますよね。節約をする上ではこんな無駄はありません💦
交際費の節約に置いてもっとも大事な事は、「その相手は一生の友人か?」が一番大事になります。生涯友人でありたい相手とは交際費はあまりケチらない方がいいとは思いますが、本当に気が合う友人であればファミレスでいいと思いませんか?
一生の友人とはどこで会って何をするが大事なのではなく、一緒に過ごす時間&会話の中身が大事なのです。
御託が長くなってしまいましたが以下がポイントになります。
- 生涯の友人
- お金ではなく、時間を共にしましょう。
- 持続させないといけない相手
- 月1程度の付き合いとしましょう。
- 断る理由の例:お小遣い制だから、月末に誘って!
- 月1程度の付き合いとしましょう。
- それ以外
- 付き合う必要はないかと。
水道光熱費
水道光熱費は固定費として考えているのでこちらで説明しています。
医療費
医療費は削減が難しい項目の1つになります。
人生の幸せには健康が大きくかかわる部分なのであまりケチれないですよね。
基本的には、
支払い時にカード・電子マネーで支払ってポイントを貯めるくらいしかないかと思います。
交通費
いくつかポイントを出すので自分にあった部分を試してもらえればと思います。
私自信は、「健康のために歩く・自転車を利用する」がメインの移動手段になっています。
実は職場が変わった際には職場近くの自転車で通える範囲に引っ越すのが常になっています、満員電車とかって精神の消耗が激しいですし仕事の能率さがりますしね。。。
- 健康ために歩く・時点を利用する
- 早割りを利用する
- 飛行機、新幹線、高速バスなどでは早割があるのでそれを使う
- タクシーは使わない
- 支払い時にはカード・電子マネーでポイントを貯める
洋服・美容代
私がよう見るYoutubeの動画の方は「安心・最新・見栄」の3つはお金がかかるだけで何のリターンもないとよく仰っています、よくある例では以下が具体的な物になるかなと思います。
- 安心:保険
- 最新:最新の家電
- 見栄:洋服・美容・時計・アクセサリー
つまり、他人にどう思われるか(見栄)を気にしすぎるとお金の消費がとまらないって事が予想されます。私自身のおすすめはスティーブ・ジョブズみたいに毎日同じ洋服を着ることです。
その場合には周囲には同じ洋服が5着ありますと言いましょうね笑
その他
そのほか、変動費は色々な物があるかと思いますが。お金の考え方の原則ってあまりかわらないので以下「お金の考え方」を身に着ければ必然的に、節約志向になると思います。
まず、節約ではなく
まず、お金の考え方を学んでみてはいかがでしょうか。
お金の考え方
お金は限りある資源
「お金は限りある資源」を見る
生涯賃金を言う言葉があります、一般的なサラリーマンが生涯に稼ぐ事ができるお金の総額になります。例えばこのお金が3憶だとしたら、今あなたが使ったお金は、将来自分が使えるお金が無くなったと考えられます。
自分の未来を考えてお金を使うのを我慢するのは、実感がわかないので途中で投げ出してしまったりしまいますが、将来の不安は自分でしか解決できないのでぜひ真剣に考えて貯蓄・投資に志向を向けて楽しんでもらえれば何よりです。
なんでも下げる必要は無い
「なんでも下げる必要はない」を見る
なんでも節約をすればいいわけではないです、以下のようなのは悪い例ですね。
- 食費は安いので”もやし”
→ 栄養足りないしストレスがかかる(自分の続けられる範囲でやる事) - 寒いけど暖房代をケチろう
→ 数千円の節約(我慢してもコスパ悪くない?) - 昼食は一人でお弁当を食べよう
→ 1万の節約(職場の人とごはん行って仕事が上手くいくなら行ったほうがいい)
節約と言うのは、自分が気にしない範囲(ストレスがたまらない範囲)で行うことを指します。
ストレスがたまると、絶対に長続きしないので気を付けましょう。
ポイントとしては
- 長続きするところを下げよう
→ 固定費は無意識な部分なので下げやすい - 自分とって無駄なものを下げよう
→ 動画サイトの年会費、使っていないジム代など - 本当に無駄かどうかを再考する
→ お金の面だけでなく、人間関係・健康・時間も加味して考える - お金持ちも固定費に敏感
→ お金持ちと同じ考え方を持ちましょう
価格ではなく価値で考える
「価格ではなく価値で考える」を見る
2,000円の物が1,000円で売っていたら安いと感じますよね。
しかし、本当に考えなくてはいけないのは、その物に1,000円の価値があるかどうかで判断しないといけません。
この、価格、価値の区別がつかないと普段のお金の使い方で損する事になります。
- 価格:お店が売りたい値段
- 価値:自分が物に対して感じている値段
よくあるのは、セールだからと言って大量に物を買ってしまう人がいますよね。
2,000円の服を500円で洋服を買って来た場合に、一般人の人は1500円お得になったと喜びますが、着なければ500円を無駄にするのと同じになります。
金持ち思考だと、本当に500円の価値があるのか?そもそも着るのか?から思考が始まるので2,000円と言う価格に騙されないのです。価格ではなく価値で考えるこの考え方は人生を豊かにするのに重要な要素ですのでぜひ身に着けましょう。
物は時間で買っている
「物は時間で買っている」を見る
時間と金の関係ってよく話題として挙がってきますよね。
例として話すとわかりやすいのでいくつか実体験を書かせていただきます。
ロボット掃除機を導入
→ ボタンをピッとすれば外出できるようになった
→ 床に物を置かなくなったのできれいになる
→ 掃除をするという時間が節約
乾燥機付きの洗濯機の導入
→ ボタンをピッとすれば外出できるようになった
→ 天気を気にしなくてもよくなった
→ 時間拘束がなくなった(1時間)
以下の例はとてもわかりやすい例ですね、自分の時間を大切にしたい人がいれば同じように掃除機・洗濯機の導入をお勧めしたいです。
ここで重要な考えは、以下の3点なのかなと思います。
忙しい現代社会人にとっては沢山の物事を処理するのに必要な考え方なのかなと思います。
- 時間を節約できる物
- 時間拘束を無くす物
- 心配事を減らす
常識を疑いましょう
「常識を疑いましょう」を見る
自分の価値観、常識はどうやって作られた物か知っていますでしょうか?
親からの教育、テレビの情報、知り合いが言っていたから、一般的にはみんなこう言っている。
上記の考え方をする人はすべからく、他人の意見を自分の常識だと考えている人です。その常識は本当に必要なのか?意味がある事なのかをもう一度自分の頭で考えることが大事です。
例えば
- マイホームは夢、幸せな家族の象徴。
→ マイホームが無くても家族は一緒に入れれば幸せです。 - 車で家族旅行が夢。
→ 所有している車じゃなくても夢はかないます。 - 結婚式は人生に一度だけ、絶対にやりたい。
→ 1日のために数百万かけても幸せにはならない。
夢の無い話、冷たいと思う人がいるかもしれません、しかしお金は使いたいときに無いと不幸になります。家族を不幸にしたくない人は今一度自分の価値観を見直してみてはいかがでしょうか。
不幸を防げる物(不意の病気・怪我、行きたい学校への学費、親の介護費、お金のことで喧嘩する)
大切なものを失う前に、他人の価値観で考えるのではなく、自分の価値観を持つこと、他人の価値観を見つめる事を大事にする人になれる努力をしていきたいものですね。
まとめ
- 支出を下げて、収入を上げて、投資に回す
これは一番最速でお金持ちになる方法 - 変動費(流動非)見直しは、自分で意識的にやらないといけないので難しい
- 基本的な考え方
- 無理しないレベルで頑張る
- 無駄な買い物はしない
- 安い物を買う
- ポイントを効率よくためる
- まず「節約」ではなく、まず「お金の考え方」を学ぶ